ぱっくるです。
理想の庭作りを邪魔してくるヤツ…
そう、それが
雑草!!
奴らの成長は本当に早い…
この間草むしりしたばっかりなのに、
もう庭が雑草だらけ…
こういった事は、もはや日常茶飯事。
少しでも草むしりの手を緩めた日には、
僕のお庭がジャングルや…
もはや、手を付けたくない状況に陥ってしまいます。
そんな雑草との争いに終止符を打つべく、
今回は雑草対策について紹介いたします。
目次
まずは人力での解決策を紹介します。
一番お金がかからない手段です。
とにか草を抜くという古典的な手段。
お金はかからないですが、時間と体力が必要となります。
油断していると足腰を痛めたり、熱中症になるリスクも潜んでいるので注意!
帽子、タオル、水分補給は必須だね。
草むしり用に道具を用意しておくと、少し楽に作業できます。
草刈り機を使用して、表面上の草を刈っていく手法です。
即効性があり効率的ですが、実は意外なデメリットが潜んでいます。
- 導入費用がかかる(購入費)
- 運用費用もかかる(ガソリン代or電気代)
- 根っこまで駆除出来ないので、すぐに草が生えてくる
- 飛び石での物損
特に注意したいのが「飛び石での物損」
小石と言えど、勢いよく飛んで来ればガラスが割れます。
気を付けないと家や車の窓ガラスが「パリンっ」って割れちゃうよッ☆
狭いスペースであれば、芝用のバリカンで代用することも可能です。
【芝生のお手入れに】山善 芝刈り機 グラスバリカンがおすすめ(YAMAZEN YLB-164)雑草を焼いてしまうという荒業。
田んぼのあぜや畑の雑草を焼いているのと同じように、
庭の雑草をバーナーで焼いて駆除していきます。
- やけどに注意
- 火事に注意
- 煙やにおいに注意
火を取り扱うので、これらには注意が必要です。
特に煙やにおいには、ご近所トラブルに発展する可能性があります。
よっぽどの理由がない限りは、他の手段を利用することをおすすめします。
次は何かを撒いて雑草を駆除する対策を紹介します。
除草剤は購入費用こそかかりますが、手っ取り早く雑草を処理することが出来る手法です。
除草剤は大きく分けて2種類のタイプに分かれます。
- 葉から浸透するタイプ
- 根っこから浸透するタイプ
根っこから浸透するタイプの方が、長期間かつしっかりと枯らすことができます。
しかし根っこから浸透するタイプは、除草剤が長期間土に残留してしまうので注意!
- 雑草対策したい近辺に野菜や花を植えている、もしくは植えたい場合
- 除草後グランドカバープランツを植えたい場合
- 子どもやペットが遊びまわる付近で使用したい場合
上記のような場合は特に注意が必要です。
熱湯をかけることで雑草を枯らす事が出来ます。
即効性はありますが、雑草の根や種までは枯らす事が出来ません。
そのため時間が経過すれば、また雑草が生えてきます。
熱湯を使った除草作業の注意点は下記の通り。
- 沸かした直後のお湯を使用する
- 火傷に注意
- 塩入りの熱湯は土壌に悪影響なのでNG(パスタのゆで汁など)
- 広い範囲には非効率
お湯を沸かす手間やコストに対して効果は低いので、
特別な道具を用意したく無い人以外はあまりおすすめしません。
重曹も雑草を枯らす効果があります。
重曹は掃除など他にも用途があるため導入しやすいですが、
雑草を枯らす能力は低いです。
水に対して15%程度の重曹を混ぜて、雑草にかけていきます。
効果を上げるためには、重曹を撒く前に雑草を傷つけておく必要があります。
事前に草を傷つけるのは2度手間だな…
雑草を傷つける作業が増えてしまうので、
手軽に済ませたい方にはあまりおすすめ出来ない手段です。
塩を撒いたら草が枯れるという情報もあります。
ですが、塩が土地に与える影響が大きいので、
塩は絶対に撒かないで下さい。
塩を撒いた影響については下の記事に記載しています。
【その雑草対策はNG】庭に塩を撒いてはいけない4つの理由。雑草が生える前に地面を覆うことで雑草を阻止します。
既に雑草が生えている場合は事前に雑草の処理が必要です。
敷くだけで雑草対策が期待出来る防草シート。
他の対策に比べ、簡単に雑草対策が出来ます。
手っ取り早く長期的に雑草対策をするにはおすすめ。
ただ、安い防草シートだと耐久性が低いので以下の注意が必要です。
- 雑草がシートを突き破って生えてくる
- 砂利などで穴が開いてしまう
- 経年劣化が早い
防草シートは値段に比例して効果や耐久性がUPします。
特に防草シートの上に何かを敷く場合はシートの張替えが大変なので、
効果や耐久性が高いシートを選ぶことをおすすめします。
砂利を敷くことで、草の種が地面に届きづらくなるため雑草を予防することが出来ます。
砂利のみでも雑草対策になりますが、砂利を敷く前に防草シートを敷くのがおすすめ。
砂利だけを敷いた場合だと隙間から草が生えてきた際に、雑草処理がかなり面倒なことになります。
砂利の隙間の雑草は、手で抜く以外はおすすめしないよ。
- 砂利の隙間の雑草に、草刈り機を使用したらどうなりますか?
- 飛び石で地獄を見る羽目に陥るでしょう!
- 砂利の隙間の雑草に、除草剤はどうでしょうか?
- 雑草は枯れますが、枯れた雑草が砂利の中に入り込むので見栄えが悪くなります。
枯れた草の救出も困難でしょう!
ウッドチップ・バークチップとは、木材を細かく粉砕した物です。
それぞれの特徴は以下の通り。(クリック、タップで表示)
木材を細かく粉砕したチップ
バークチップと比べて細かいのが特徴
木材により色が異なる
四角や細長い形状が多い(粉砕方法により異なる)
木材の細かい破片やトゲに注意が必要
赤松や黒松の樹皮を細かくしたチップ
ウッドチップと比べてサイズが大きく、丸みがあるのが特徴
色は赤みがかった茶色や濃い茶色
サイズは硬貨程の小さなものから、手のひら程の大きなものまで様々
砂利と比べて暖かみのある雰囲気が出るので、砂利だと味気ないなといった方におすすめです。
ウッドチップ・バークチップを敷く場合は、下に防草シートを敷く必要がありません。
え!?事前に防草シート敷かなくていいの??
それぞれのチップの下に防草シートを敷きたいと思う方も多いとは思いますが、
実は両方のチップ共に2年程度で土に還ってしまいます。
そのため、防草シートの上にチップを撒いた場合、数年でシートの上に土が堆積していきます。
ウッドチップ・バークチップ共に下側から土に還っていくので、
1~2年毎にそれぞれのチップを上から足していくと良いでしょう。
葉の密度が高い植物(グランドカバープランツ)を植える事で雑草を予防できます。
代表的なグランドカバーは、
- 芝生
- リュウノヒゲ
- クラピア
などがあります。
芝、クラピアについては下記の記事で紹介しています。
【庭の雑草対策でお悩みの方】芝とクラピアメリット比較地面をコンプリートで固めてしまえば、雑草の脅威から庭を守ることが出来ます。
庭が殺風景な雰囲気になってしまいますが、
モダンな雰囲気が好きであれば特に気にする必要も無いかと思います。
少しでも柔らかい雰囲気を出す対策はこちら、
- グランドカバープランツ
- レンガ
- ウッドチップ・バークチップなど
コンクリートは自分でも造作可能ですが、用意する材料が多いため注意が必要です。
- セメント
- 砂利
- 砂
- 水
これらを混ぜ合わせてコンクリートを作ることが出来ます。
仕上がりを気にするのであれば、業者にお願いするのが賢明かと思います。
レンガを敷くことで雑草を防ぐことができます。
雑草を防ぐだけでなく、見栄えもかなり良くなります。
レンガもDIYにて施工可能ですが、しっかりと水平を出しながら作業しないと仕上がりがガタガタになってしまいます。
自分で作業する際は、
- しっかりと水平に土をならす
- 隙間なくブロックを詰める
これらに注意して作業をしましょう。
レンガと同様に雑草を防ぐだけでなく、見栄えが良くなります。
作業方法はレンガの時と似ていますが、タイルを敷く際は確実に固定が必要。
タイルの固定にはモルタルを使用します。
タイルは見た目が綺麗に仕上がる為、敷く際のガタつきなどがとても目立ちます。
施工に自信が無い方は、業者に頼むのも一つの手段かと思います。
固まる土は、土にセメントを混ぜて水を撒くことで雑草を防ぐ事が出来る土です。
土を撒くだけなので、簡単に雑草対策することが可能。
コンクリートよりも温かみを感じる事が出来ますが、それでも殺風景と感じる方は木を植えたりすると景観が良くなります。
固まる土を敷く際の注意点は下記の通り。
- 水はけが悪くなる。(土に浸透し辛くなる。)
- 日当たりや風通しが悪いと苔やカビが発生して見た目が悪くなる。
- 人が良く通る場所だとひび割れが発生する。
人工芝を敷くことで、雑草対策をしつつ見た目も良くすることが出来ます。
芝生と言えば緑ですが、人工芝の色は沢山あるので個性的な庭を演出することが可能。
施工はプロにお任せするのが簡単・安心ですが、DIYすることも出来ます。
作業は下記のような手順となります。
特にSTEP2以降は仕上がりに大きく左右するので注意が必要です。
作業に自信が無ければ業者にお願いするのもおすすめ!
竹を粉砕したチップを敷くことで雑草を予防することが出来ます。
(株)梅鉢TMCが販売している【竹の絨毯】!
この竹の絨毯を使用すると雑草を予防しつつ、庭の見栄えも良くすることができます。
ネットショップ等でも竹を粉砕したものは売られていますが、
基本的に堆肥として売られているため、雑草対策にはあまり適していません。
(株)梅鉢TMCのホームページから問い合わせにて購入する事が出来ます。
少し変わった雑草対策を紹介します。
動物を飼うといっても猫や犬を飼ったところで雑草対策にはなりません。
- ヤギ
- ヒツジ
- ニワトリ
これらの動物を庭に飼っておくと雑草を食べてくれます。
育ちすぎた草や、そもそも食べない草があったりするから注意ね!
望んでもいないのに生えてくるうっとうしい雑草ですが、
実は食べれる雑草もあります。
ヨモギやフキノトウ、つくしなどが有名ですがその他にも
- ヨモギ
- カラスノエンドウ
- スギナ
- ハルジオン
- オオバコ
- ドクダミ など他多数
これらの雑草を食べることが出来ます。
色々な手段の雑草対策を紹介しましたが、自分で出来そうな手段は見つかりましたか?
・草刈り機で除草 ⇒ グランドカバープランツを植える
このように一つの手法だけでなく複数の手法を採用することで、より効率的に雑草対策をすることが可能です。
我が家でも、以下の手段を採用中。
- コンクリート
- 砂利
- グランドカバープランツ(クラピア)
今後もグランドカバープランツのエリアの拡張やレンガ採用を計画中です。
雑草対策と考えるとわずらわしい作業と捉えがちですが、
DIYと捉えれれば楽しく作業できるかと思います。
作業していて苦にならない手段を探してみるのも良いです。
自分なりの雑草対策方法を見つけて、楽しく雑草を駆除しましょう!
今日はここまで。
ありがとうございました。