ぱっくるです
- 「庭の雑草何とかしたいな…」
- 「せっかくなら何か植えて緑のじゅうたんみたいにしたいな」
- 「とは言え、芝を植えても管理が大変そうだしな…」
と悩んでる方も多いのではないでしょうか?
我が家でも庭の雑草には日々悩まされていました。
真夏の草むしりってホント大変なんだよね…
そんな雑草対策で悩んでる方にはクラピアをお勧めします。
クラピアを植える事で、
- 大変な草むしりの作業がかなり減らせる
- 庭に緑のじゅうたんを作ることが出来る
- 緑だけでなく花も楽しむことが出来る
- 苅込みの手間を減らせる
といったメリットを得ることが出来ます。
目次
クラピアは、宇都宮大学農学部雑草科学研究センターの故・倉持仁志先生がイワダレソウの品種改良の研究をし誕生した品種です。
クラピアはグランドカバーとしての性能が高い植物で、育つスピードが速く地を這うように育つため雑草対策になります。
最近では芝生に代わるグランドカバーとして少しずつ人気が高まっています。
他の代表的なグランドカバーは、
- 芝生
- クローバー
- タマリュウ(リュウノヒゲ)
といった植物があります。
グラウンドカバーとは
造園において、地表を覆うために植栽する植物をさす。
主に、匍匐(ほふく)性のものが使用される。
ウィキペディアより
こちらの記事では芝とクラピアのメリットを比較しています。
【庭の雑草対策でお悩みの方】芝とクラピアメリット比較クラピアの種類
クラピアにはいくつか種類が有ります。
ここでは現在販売されている代表的な種類を紹介します。
- K3
- K5
- K7
K3の花の色はピンクになります。
K5の花の色は薄ピンクになります。
K7の花の色は白になります。
まずはクラピアのメリットを紹介します。
クラピアは成長スピードが速いです。
植えたところを起点に放射状に茎が匍匐(ほふく)していきます。
放射状に広がった茎が更に枝分かれして、徐々にクラピアの密度が高くなります。
密度が高くなると雑草が入り込む隙間が無くなるため、雑草が生えづらいお庭が完成します。
雑草が入り込む隙間なし!
クラピアは手入れが楽です。
基本的にクラピアは地面を這うように広がっていくため、背丈が高くなりにくい植物です。
刈り込みは2ヵ月以上の間隔に1回で十分です。
年間の刈り込みとしては回数は1、2回程度。
炎天下での刈り込み作業が少ないのは嬉しいね!
(10月~5月の間は成長が遅くなる&休眠に入るので刈り込みは不要)
また、背丈が低ければ特に刈り込む必要がありません。
クラピアは刺激を与えることで葉っぱが細かくなります。
細かくなるのは葉っぱだけでなく、葉っぱが生える間隔も細かくなります。
葉っぱを細かくするには、刈り込みもしくは踏みつけると葉っぱが細かくなります。
葉っぱが細かくなると植物が生える隙間が無くなる為、雑草対策の効果がより高くなります。
積極的に踏めば踏むほど雑草対策になるので、人が良く通る場所にも気兼ねなく植えられます。
どんどん踏んで細かくしよう!
クラピアは小さくて丸い花が咲きます。
緑の中にお花が散りばめられる様に咲くので、お庭が華やかになります。
花の色や花の量は品種によってさまざま。
- K3:花の色・・・ピンク / 花の量・・・多い
- K5:花の色・・・薄ピンク / 花の量・・・やや多い
- K7:花の色・・・白 / 花の量・・・少ない
品種によって多少前後しますが、大体5月後半頃から花が咲き始めます。
「芝生の様に緑だけ楽しみたい」
このようにお考えの方は、花が咲く時期に刈り込みを行うと良いでしょう。
花を刈り込むと芝の様に緑だけを楽しむ事が出来るね!
次にクラピアのデメリットを紹介します。
クラピアは値段が高いです。
品種によっても異なりますが、1ポッド約500円程度。
決して安くは無いね…。
推奨される植え付け個数は、1平方メートルあたり4個です。
もちろんですが、お庭の面積が広くなればなるほど費用がかさみます。
ご家庭のお財布事情と相談ながら導入面積を検討しましょう。
導入費用を極力抑えたいという方は、少量購入した後に自分で増やして植えるといった手段もあります。
クラピアの増やし方については下記の記事で紹介しています。
【園芸初心者でも簡単に出来る】クラピアの増やし方を写真付きで解説クラピアは苗ポットの状態で販売されています。
クラピアを植える際は間隔を開けて植える事を推奨されています。
間隔を開けて植える為、土がむき出しの状態だとクラピアの間隔に雑草が必ず生えてきます。
雑草対策のためにクラピアを植えたのに、クラピアが広がるまで雑草処理をしなければならない事になります。
それじゃあ本末転倒だね…。
クラピアが広がるまでの間、雑草対策をしないためにも植栽シートの導入をお勧めします。
植栽シートを敷いておけば、クラピアが広がるまでの間の雑草処理はほぼ不要となります。
クラピアを育てる際は十分な日照が必要です。
日当たりが悪い場所に植えると、日差しを求めて上に伸びていく傾向があります。
本来横に這って成長していくはずのクラピアが上に伸びていくため雑草対策の効果が薄れてしまいます。
クラピアを植える場所は、出来るだけ日当たりを選んで植えてあげましょう。
花の香りに誘われてミツバチが寄ってきます。
ミツバチなのでそこまで危険性は高くないですが、子供が怖る可能性も考えられます。
ミツバチが寄ってくるのは嫌だといった方は、花を刈取ると良いでしょう。
我が家も常連のミツバチさんをよく見るよ。
いかがでしたでしょうか。
メリットデメリットをまとめると、以下の様になります。
- 成長スピードが速い
- 手入れが楽
- 刈り込みor踏みつけで葉っぱが細かくなる
- 花が咲く
- 値段が高い
- 広がるまで雑草対策が必要
- 日当たりが悪いと背丈が高くなる
- 花が咲くとミツバチが寄ってくる
メリットに対してデメリットも多く挙げましたが、本文でそれぞれの対策についても軽く触れておきました。
デメリットとその対策も踏まえて、導入するかどうかを検討いただけたらと思います。
今日はここまで。
ありがとうございました。